S.A.G.A "SHIGA!!"
月日が流れるっていうのは本当にアッという間です。
なんと前の記事から3ヶ月も間が空いてしまいました。
ビックリしますね本当。
先日、滋賀県立大学でのHEXVOIDのライブをビデオに撮るという大事なお仕事を任せていただき、滋賀まで同行させていただきました。
人生初、滋賀!
琵琶湖は海かと見紛うほどに超巨大でした。
でも俺、ずっと滋賀初めてだーと思ってたんですが、過去京都にプチ旅行に行ったことがあるので多分その時に滋賀入り自体はしてたかも…と今更思い出しました。
滋賀県立大学は無茶苦茶いいところでした。
学生さんが羨ましかったです。
さて今回は初めてライブをスチルでなくムービーで撮る、ということに挑戦したわけですが…。
いやー、なかなか難しいというか、至らないというか、反省しまくりです。
なので、今回は個人的な反省のまとめみたいな記事になります。笑
当たり前だしわかっていたことですが、やっぱり同じカメラを使ってても写真とは全く違いますね。
今までプライベートで友人と遊んでる様子をGH3でAFを使ってムービー撮影、、そして編集、っていうのは何回かやってたんですよ。
今回は初めてD750を使い、MFでの撮影でした。まさにぶっつけ本番。
スチルでもデジタルでは普段からAF任せの撮影ばかりなため、MFでのピント合わせがスムーズにできるハズもなく。
普段いかにサボってるかを痛感いたしました。
そもそもの話として、そこまでぶっつけ本番になったのも、事前に話を詰めておかなかったのが一番の反省ポイントかも知れません。
「滋賀県でライブのビデオを撮って欲しい。」
たったそれだけの情報で、のほほんと「ボキに動画撮影なんてできるかなー?バブ。」くらいに構えてたのが最大の間違い。
いやね、もちろん初めてのライブムービー撮影ってことで、自分なりに色々調べましたよ。
自分のスキル、自分の機材、そして自分の身ひとつで出来る範囲で一番ベターな撮影方法を見出すため、結構考えました。
ただ、相手がどういうものを求めているのかという最も基本的な部分が考えられてなかったために、必要な準備ができなかったのです。
つまり、「自分はこういう事ができてこうした方が良いと思うけど、そちら様的にはいかがですか?」って話し合いをしなかった。
これ、仕事の大原則ですよね〜。
初めての挑戦って事で、色々と見えなくなってたかも知れません。
最大の反省点です。
結果、普段から一応ムービー撮影で使ってたGH3ではなくD750でぶっつけ本番の撮影をする事に。
そこで問題だったのが、D750のムービー性能。
初めてちゃんとD750でムービーを撮った率直な感想は…
「あれ?GH3より絵的には全然好きかも…」
というものでした。
ただし、そこには大きな問題が。
これは事前に把握できていた事なのですが、暗所で撮るとものすごいラインノイズが入るんですよね…。
これ何なんだろうホント…。
ググっても似たような症状出てこないんだよなあ…。
D750で動画撮影する人がよっぽど少ないのか。
それとも、わざわざ取り上げる事も無いほどに当たり前の現象なんだろうか?
フリッカー現象ではない、と思うんですが…。
(↑ラインノイズが顕著に出てるシーン。1枚目は天井に注目。よく見ると手前の人物の体のあたりにもしっかりノイズが…。大なり小なり、ずっとこんな感じのノイズが映ってしまう。)
この問題にはD750購入後割とすぐ気付いたんですが、D750でムービー撮る機会も無かったし診てもらう期間が惜しくて放置しちゃってたんですよね。
でもこれも、D750でムービー撮影する事になるって分かっていれば修理か何かで回避できたかも知れませんよね。
残念です。
ただし、ラインノイズさえ無ければD750で撮れる映像は、かっちりハマれば素晴らしいモノだと思いました。
さすがフルサイズですね。
ちゃんと修理出すなりして問題を解決できたら、D750のムービーにもっと挑戦してみたいなと思いました。
もうひとつ、ライブを撮り始めて感じたのは、構図の難しさ。
写真であれば、自分がライブ写真で撮りたい画って決まってるんですよね。
(いや、決まってたんだなという事に今回気付いたんですが)
ムービーだと自分の撮りたい画が定まってない。
そしてついスチル的な構図で撮ってしまうワケですが、
いやムービーでこの撮り方はおかしくない?
てな感じで、かなり迷い悩みながらの撮影になってしまいました。
終盤になってくるとちょっとこなれた感じがしてきたというか、何となしに自分の好きな画が10%くらい分かってきた気がしたので、もっともっと撮っていたかったですね。
他にも細かい反省点あげればキリないですが、
機材的にも自分のスキルや感覚的にも、そのうちリベンジしたいと思った今回のムービー撮影イベントでした。
今回撮った映像見て「コイツぁ駄目だ!」と思われなければ、是非ともまたお願い致します…。(^_^;)笑